耐力壁・耐震壁
鉛直力や水平力に抵抗できるように構造設計された壁を耐力壁(構造壁)といいます。耐力壁の内、一定以上の壁厚があり、開口が小さく、両側を柱で上下を梁で囲まれたものを耐震壁といいます。
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耐力壁
鉛直力や水平力に抵抗できるように構造設計された壁を耐力壁(構造壁)といいます。耐力壁の内、一定以上の壁厚があり、開口が小さく、両側を柱で上下を梁で囲まれたものを耐震壁といいます。
耐震壁
耐力壁の内、一定以上の壁厚があり、開口が小さく、両側を柱で上下を梁で囲まれたものを耐震壁といいます。耐震壁に取り付く柱梁ラーメンのことを、付帯ラーメンといいます。RC規準に記載されている耐震壁の構造規定は以下になります。
耐震壁の法令上の構造規定はこちらで解説しています。法令上の構造規定について
1.壁厚を120mm以上、かつ、壁板の内法高さの1/30以上とする。
2.せん断補強筋比は、直行する各方向に対し、それぞれ0.25%とする。
3.壁厚が200mm以上の場合は、壁筋を福筋配置とする。
4.壁筋は直径9mm以上の丸鋼、D10以上の異形鉄筋、素線の計が6mm以上の溶接金網を用いる。
5.壁筋の間隔は、300mm以下とする。千鳥配置の場合は、片面での間隔を450mm以下とする。
6.開口補強筋はD13以上かつ壁筋と同径以上の異形鉄筋を用いる。
7.付帯ラーメンの柱・梁は、柱・梁の構造規定に従う。